2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は特別な日なので、歌詞ではなくこの世界で一番好きな言葉を書きました。 人はよく若かったときのことを、とくに女の人は娘ざかりの美しかったころのことを何にもましていい時であったように語ります。けれど私は自分をふりかえってみて、娘時代がよかっ…
話せなくていい 会えなくてもいい ただこの歌を聴いてほしいだけ あなたの顔や あなたの声が 夢に出る夜はどうすればいいの 12月の空気を吸い込んで くしゃみをひとつ 産まれたばかりの猫たちが 散り散りに去ってゆきます いろんなことがあったけど 思い出す…
私がいなくなったとしても 誰かに残った思い出は 生き続けるだろうか そんなこと考えながら いつの間にか明るくなったカーテンの向こう ビルの隙間から それでも私を照らしているよ あぁ 今日もこの目で 街を見られるよ あぁ 今日もこの耳で あなたの声を聞…
早く私の動作を解除して 冷えた鼻先で証明したいよ 初期衝動を忘れたくないのに 古くなる事は止められないらしい 消毒して ごめんね少し汚れてしまったよ もう白くない 白くない私を 纏っているだけの私を せっかちな温度は脈絡を無視して 怖気付く私に優し…
声にできない すれ違い目をそらしてしまう 横顔が好き 目が合えば落ちてしまいそう 君と特別になりたい 長いまつ毛にかかる髪を こそばゆくて何度も触る 仕草一つで胸が熱くなるよ 愛に気づいて 視線の先で揺れる想いはまだ届かない ねえ気づいて 叶うなら …
夢中になる前に 解って良かった もう一度だけ手が触れた後だったら きっとダメだっただろう 怖くなってただろう 止まらぬ想いに 止まらぬ想いに 隣に座って声を聞いた 何が好きなの?何が嫌いなの? 今 こっちを向いて笑ったの? あたしに向かって笑ったの?…
大さじと小さじの間の気持ちいいところをついていく 大さじと小さじの気持ちいいところって言ってるが 決してない 決してない 半端ではない、甘え・妥協においても 自身は揺るがないよ そう易く君の思い通りには いかさない いかさない もういいかい まだだ…
また転んだ 日々が行く なんで僕だけと呟く 運命って言葉が浮かぶ 手も足も出せずに笑う いつも 伝えられないことばかりが 性懲りもなく溢れ出す 駄作は全部置いてくから 死にたくなったら歌えよ 地下鉄の窓越しに いつかのあの娘に似た人 愛していたような …
プラスチックのように軽い日常が終わっていく 時計の針に集中して 考えるのは 明日のことです 腐ってる世界を 生ぬるい感性を 月のように照らされるものを あの 破れたレシートを 見ている 手を振ってまた今度ねと 口に出す日々は続いていて その日々の中で…
あなたのいない世界じゃ どんな願いも叶わないから 燃え盛る業火の谷間が待ってようと 守りたいのはあなた あなた以外なんにもいらない 大概の問題は取るに足らない 多くは望まない神様お願い 代わり映えしない明日をください 一日の終わりに撫で下ろす この…
「あ、この映画、面白かったよ。 別れた恋人が死んじゃうんだけど。」 「へぇ、映画なんて珍しい。」 誰と見たのか聞けない、君の悪い癖 「友達が女に間違われてナンパされたことがあって、 それが超ウケる話なんだけど…」 結論から話し出す僕の癖 何も言わ…
月の明りさえない道を お前らの顕示で満たしてくれるな 今宵は静かに眠りたいだけ 分からないんでしょうね 去ね こんな夜は いつか締める 微睡みの中 完璧な計画の 気がしている この世界を 境界は不明な地雷が あたり一面を埋める 正体は蒔いた種が 芽を出…
忘れちゃいけないことばかりだ 病める日も健やかなる日でも 風が吹く度思い出すのさ 刻んで飲み込んで歩いてく 人生一度きりだってさ ごめんねまだピンとこないや ただ納得できないんだ もっともっとやれるんだ 正解はないのに求めてる 同じ今日は二度と来な…
15歳で全てわかったふりをしてさ くたびれたTシャツ一つで どこでも行けた 道草すれば銀杏の木が揺れた 茶色い野良猫は雨に打たれ 鳴いてたんだ なんで なんで 人は生まれ愛を知っていく 悩める美しい若き日々よ 繋いで 伝えて 時代は流れ変わり続ける 私は…
元を辿れば僕の全部 取り返さなきゃ意味はなくて 千年経ってたってきっと 知らないことは多過ぎるぜ 着せ替えごっこ楽しんで 気付けば色は何処だっけ 水溜りに映った姿から 掛け離れた居場所を知る 理解不能で愉快なドラマ 傍から観れりゃ笑えるけど 主演担…
あなたの横顔や髪の色が 静かな机に並んで見えた 少し薄味のポテトの中 塩っけ多すぎたパスタの中 あなたがそばにいない夜の底で 嫌ってほど自分の小ささを見た 下らない諍いや涙の中 おどけて笑ったその顔の中 誰もいないキッチン 靡かないカーテン いえな…