好きな歌詞でタイピングの練習

タイピングの練習のために好きな曲の歌詞を書きます

少年/Mr.Children

足音忍ばせ 君の扉の前に立ち

中から漏れる声に耳を澄ましたら

驚かさないようにそっとノックをしなくちゃな

ねぇそこにいるんだろう?

もう入ってもいいかなぁ?

君のその内側へと 僕は手を伸ばしているよ

 

日焼けしたみたいに心に焼き付いて 君の姿をした跡になった

ひまわりが枯れたって 熱りがとれなくて まだ消えずにいるよ

瞼の内側で君を抱きしめると 心臓の鼓動が僕に襲い掛かってくる

そいつをなだめて優しく手なずけるまで

まだ時間がかかりそうなんだ

 

できるだけリアルに君を描写したいと思う

そのための時間を僕にくれないかなぁ?

どんな名画よりも美しく描くから

じっとしてなくてもいいんだよ

笑ってなくてもいいんだよ

ただ君のまんまでこっちを向いてておくれよ

 

「幸せ」はいつだって 抱きしめたとたんにピントがぼやけてしまうから

そうなる少し前でしっかり見続けよう なんて、できるのかなぁ?

僕の中の少年は無防備な笑顔で

自転車を飛ばして君に会いたいと急ぐ

甘えもわがままも すべてをさらけ出してくれていいよ

僕がちゃんと受け止めるよ

 

君のその内側へと 僕は手を伸ばしているよ

 

日焼けしたみたいに心に焼き付いた 君の姿をした跡になった

蝉が死んでいったって 熱りがとれなくて まだ消えずにいるよ

僕の中の少年は汗まみれになって

自転車を飛ばして君に会いたいと急ぐ

迷いも悲しみも すべてをぶちまけてくれたっていいよ

僕が全部受け止めるよ

トラベルプランナー/ハヌマーン

アラーム音 固定パターン1に 感情まで支配される朝は

血でも魂でもなんでも売っぱらって たった一秒でも長く眠りたい

 

イメージに真理を見る様になって幻想しか産めん頭になって

意味やら理由には関心もなくなってゆく 鼓膜に付着したメロディー

暮らしに膜を張るみたいに漠然と夢を見てしまう

例えばあの風車の町に漠然と夢を見てしまう

あの日僕が侮蔑の目を向けた大人と同じ顔して

行けもしない旅行の計画を立てて笑う

 

消耗して 命を使い切って 新しい存在になれるのなら

真夜中一人きり呟いてしまう様な

僕は一説の言葉になりたい

 

笑った君の顔が好きで漠然と恋をしてしまう

纏ってる雰囲気が好きで漠然と恋をしてしまう

共通の話題が無い事に気づく前に

明かりもテレビもつけたまんまで疲れて眠ってしまった

行けもしない旅行の計画を浮かべながら

月でも城崎でも何処へでも飛び交うトラベルプランは

寝て起きたらいつもの朝が来て忘れちゃったよ

 

夜の踊り子/サカナクション

跳ねた 跳ねた 僕は跳ねた

(Wow wow)小学生みたいに

雨上がりの夜に跳ねた

(Wow wow)水切りみたいに

(見ていたふりして)

Wow wow 朝を素通り

(夜に逃げただけ)

Wow wow 朝を素通り

 

跳ねた 跳ねた 君も跳ねた

(Wow wow)女学生みたいに

水たまりの上で跳ねた

(Wow wow)アメンボみたいに

(忘れたふりして)

Wow wow それはつまり

(夜に逃げただけ)

 

どこへ行こう どこへ行こう

ここにいようとしてる

逃げるよ 逃げるよ

あと少しだけ

 

消えた 消えた 君が消えた

(Wow wow)蜃気楼みたいに

にわか雨の音も消えた

(Wow wow)さよなら言うように

(聞こえたふりして)

Wow wow君の言う通り

(夜に逃げただけ)

 

どこへ行こう どこへ行こう

ここにいようとしてる

逃げても 逃げても 

音はもうしなくて

 

雨になって何分か後に行く

今泣いて何分か後に行く

今泣いて何分か後の自分

今泣いて何分か後に行く

今泣いて何分か後に言う

今泣いて何年か後の自分

 

行けるよ 行けるよ

遠くへ行こうとしてる

イメージしよう イメージしよう

自分が思う方へ

 

雨になって何分か後に行く

今泣いて何分か後に行く

今泣いて何分か後の自分

今泣いて何分か後に言う

今泣いて何分か後の自分

笑っていたいだろう

さんさーら!/ARuFa

頭 身体 手足通して

また足跡が増えた

朝だ 朝だ ビックリマークの娑婆

産声あげた さんさーら!

 

見知らぬ人のコメントで

すべてが始まったり

街中 みんなスルーしてた

ゴミを突っついてみたり

 

混沌の世界 時に終わっていて

何十年も その終わりとダンスして

生きていく 思い出がモザイクだらけになっても

 

やっべーじゃん!数年後もアイディアが

地獄の底で花咲いたら

アンビシャス!変な夢見てたら

変なJPGも増えた

あ、そうだ!明日もあんなことしてみたい 言いたい やってみたい

友達100人できる?できない

日常を照らす +何か

 

頭 身体 手足通して

また足跡が増えた

バカだ バカだ 褒め言葉の罠

くぐりぬけた さんさーら!

 

白い目なら 黒く染めて

目線を奪ってみたり

珍しい ちょうちょ追いかけたら

袋小路でグッタリ

 

天国がメチャ燃えている

真顔で火の粉かわすゲーム

遊ぼうよ レギュレーション 毎日少し違うけど

 

すっげーじゃん!針山の上で

いかつい鬼とタコパできたら

バンジージャンプ!地面ギリ攻めたら

楽しい走馬灯でウケた

あ、そうか!昨日もあんなこと していたな 言ったな やってたな

アッパーなエンディング 泣ける?泣けない

そういうことじゃない日々 待望の”2”

頭 身体 手足通して

また足跡が増えた

朝だ 朝だ ビックリマークの娑婆

産声をあげた 産声をあげてから

 

カーニバル!

 

数年後もアイディアが 地獄の底で花咲いたら

アンビシャス!変な夢見てたら

変なGIFもワチャワチャ

あ、そうだ!明日もあんなことしてみたい 言いたい やってみたい

鬼の友達100人できた!

日常を照らす +α

 

頭 身体 手足通して

また足跡が増えた

やったな やったな

ゴールテープの下 すり抜けてった

すり抜けてった さんさーら!

大人になること - いわさきちひろ

今日は特別な日なので、歌詞ではなくこの世界で一番好きな言葉を書きました。

 

 

 

 人はよく若かったときのことを、とくに女の人は娘ざかりの美しかったころのことを何にもましていい時であったように語ります。けれど私は自分をふりかえってみて、娘時代がよかったとはどうしても思えないのです。

 といってもなにも私が特別不幸な娘時代を送っていたというわけではありません。戦争時代のことは別として、私は一見、しあわせそうな普通の暮らしをしていました。好きな絵を習ったり、音楽をたのしんだり、スポーツをやったりしてよく遊んでいました。

 けれど生活をささえている両親の苦労はさほどわからず、なんでも単純に考え、簡単に処理し、人に失礼をしても気付かず、なにごとにも不和雷同をしていました。思えばなさけなくもあさはかな若き日々でありました。

 ですからいくら私の好きなももいろの洋服が似あったとしても、リボンのきれいなボンネットの帽子をかわいくかぶれたとしても、そんなころに私はもどりたくはないのです。

ましてあのころの、あんな下手な絵しか描けない自分にもどってしまったとしたら、これはまさに自殺ものです。

 もちろん今の私がもうりっぱになってしまっているといっているのではありません。だけどあのころよりはましになっていると思っています。そのまだましになったというようになるまで、私は二十年以上も地味な努力をしたのです。失敗をかさね、冷や汗をかいて、少しずつ、少しずつものがわかりかけているのです。なんで昔にもどれましょう。

 少年老いやすく学成りがたしとか。老いても学は成らないのかもしれません。

 でも自分のやりかけた仕事を一歩ずつたゆみなく進んでいくのが、不思議なことだけれどこの世の生き甲斐なのです。若かったころ、たのしく遊んでいながら、ふと空しさが風のように心をよぎっていくことがありました。親からちゃんと愛されているのに、親たちの小さな欠点が見えてゆるせなかったこともありました。

 いま私はちょうど逆の立場になって、私の若いときによく似た欠点だらけの息子を愛し、面倒な夫がたいせつで、半身不随の病気の母にできるだけのことをしたいのです。

 これはきっと私が自分の力でこの世をわたっていく大人になったせいだと思うのです。大人というものはどんなに苦労が多くても、自分のほうから人を愛していける人間になることなんだと思います。

猫とアレルギー/きのこ帝国

話せなくていい 会えなくてもいい

ただこの歌を聴いてほしいだけ

あなたの顔や あなたの声が

夢に出る夜はどうすればいいの

 

12月の空気を吸い込んで

くしゃみをひとつ

産まれたばかりの猫たちが

散り散りに去ってゆきます

 

いろんなことがあったけど

思い出すのはあの日々ばかり

 

話せなくていい 会えなくていい

ただこの瞬間こっちを見ていて

ほんの少しの勇気があれば

後悔せずにすんだのでしょうか

 

アレルギーでも

あなたは優しく撫でた

 

ああ、昔を懐かしんだり 嘆いたり

ありあまる残りの人生を

真面目に考えたりして

大人になったような気でいる

 

時間が巻き戻せたならば

なんてね、もう思い飽きてる

 

話せなくていい 忘れていいから

ふとした瞬間アルバム開いて

なんにも知らないあの頃のように

横顔にそっと見惚れていて

 

あと7日間で世界が終わるなら

なんて、

あんなどうしようもない例え話

他の誰にもしないでいて

これからもずっと

 

触れなくていい 忘れていいから

ただこの瞬間こっちを見ていて

あなたの顔や あなたの声を

何度でも思い出して歌うわ

 

届かなくていい 忘れていいから

でも

あなたの目と手の温もりが

何もない空、滲んで消えてく

 

アレルギーでも

あなたは優しく撫でた

CAT WALk/チャットモンチー

私がいなくなったとしても

誰かに残った思い出は 生き続けるだろうか

そんなこと考えながら

いつの間にか明るくなったカーテンの向こう

ビルの隙間から それでも私を照らしているよ

 

あぁ 今日もこの目で 街を見られるよ

あぁ 今日もこの耳で あなたの声を聞けるよ

あぁ 今日もこの口で 高らかと歌を歌えるよ

 

ねぇねぇそこの子猫ちゃん

手を差し出したけれど チラリとこちらをふり返り

知らんふりして歩いて行った

 

ねぇねぇだけど子猫ちゃん

ひとりどこまで行くの 小さな体を凛として

わかるもんかと歩いて行った

 

私が泣こうが笑おうが お構いなしにテクテクと

私が泣こうが笑おうが お構いなしにテクテクと

 

あぁ 今日もこの手で必死に 何かつかもうとしているよ

あぁ 今日もこの胸は 息を吸っては吐き出して

10分後も10年後も同じように生きているだろうか

 

私がいなくなったとしても

3分おきに電車は揺れて

きれいにきれいに 花は咲き

戦いは止むことなく

コーヒーショップは店を開け 子猫は歩くテクテクと

コーヒーショップは店を開け お構いなしにテクテクと

 

でも誰かに残った思い出は 生き続けるよ

でも誰かに残った思い出は きっと生き続けるよ

 

あぁ 今日もこの目で 街を見られるよ

あぁ 今日もこの耳で あなたの声を聞けるよ